地方独立行政法人りんくう総合医療センター

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リハビリテーションセンター

理学療法部門

1.理学療法部門の概要

理学療法部門では、多くの診療科のリハビリテーション依頼に対するニーズに応えるために、機能特性に応じたチームを構成しております。それぞれのチームでは、その領域に特化したプロジェクトを設定し、コアチームとして稼働しています。当院では、急性期リハビリテーション医療を担うために必要な知識や技術を身につけ、人工呼吸管理やそのほか複数デバイス管理下の重症患者においても、早期に適切な理学療法を開始します。また、人工関節や脊椎術後、外傷後の四肢機能再建に対する神経筋機能・運動機能回復を促進するために、超音波療法や神経筋電気刺激などの物理療法と運動療法を組み合わせて理学療法を行います。

2.理学療法部門の実績

2020年度理学療法部門の実績

  • 実施延べ人数47,530名
  • 実施単位数81,494単位
  • 患者一人当たりの実施単位数1.71±0.04単位
  • 1日のPT一人あたりの平均取得単位数18.3±0.5単位
  • 算定区分別の単位数の割合(図2)

  • 理学療法の依頼科別リハビリテーション依頼数の割合(図3)

3.新人教育について

教育目標

三次救急病院のスタッフとして、どのような患者に対しても一定のリハビリテーションを行い、効果を得ることができる人材の育成を目指すため、教育ラダー体制を採用しています。入職後の5年間でジェネラリストを目指し、6年目以降はそれぞれの興味がある分野に進み、より専門性が高められるような環境を整備しています。

教育体制

  • ■1-2年目の対象者

 主に教育係が新人スタッフの教育・指導を行う

  • ■3-5年目の対象者

 各診療チームが主となり, スタッフの教育・指導を行う
 教育係はあくまで補佐役として進捗状況の確認やヒアリングなどを行う

勉強会

4.1日のスケジュール

5.スタッフの声

■重症病棟における理学療法士のやりがいを感じながら、
  後輩育成や研究に取り組んでいきたい

回復期病院からの中途採用で入職後、急性期リハビリテーションの難しさに直面しましたが、先輩方から熱心に教育して頂き、今では重症患者様も担当することが出来るようになりました。チーム体制で患者様の情報を共有しているので、臨床業務の疑問に対する相談が行いやすい環境です。スタッフの学会発表の実績も多く、研究に興味があれば相談できる環境も整っています。これまでの経験も活かし、急性期病院で働く理学療法士の育成を支援するための教育ラダー体制の整備にも携わっており、組織運営や自己研鑽に励む日々がとても充実しています。
栗山 泰典

■手厚いサポートで臨床研究にも取り組めました

学生時代より実習でお世話になり、教育体制が整っていることやアットホームな雰囲気に魅力を感じ、当院への就職を希望しました。新人教育の一環として臨床研究にも取り組むことができ、第60回近畿理学療法学術大会において奨励賞を受賞することが出来ました。
 現在は脳外科チームに所属しているため急性期脳卒中患者様の担当が増え、リスク管理を行いながら早期離床や運動療法を行っています。日々の臨床の中で常にクリニカルクエスチョンを持つことを忘れずに、今後は脳神経外科領域でも臨床研究に取り組んでいきたいと考えています。

髙山 絵莉香

■内部障害の理学療法をシームレスに関われる環境にやりがいを感じています

入職後、新人教育期間として先輩方に手厚くご指導していただき、整形外科患者を中心に理学療法士としての基礎を学びました。3年目以降、心臓リハビリテーションチームに所属し、内部障害の理学療法に携わっています。当院では、集中治療室に入室している重症患者にはじまり、全身状態が安定した一般病棟の患者、さらには退院後の外来患者までシームレスに患者様の経過をみることができ、幅広い病期の内部障害のリハビリテーションを経験することが出来ています。その関わり始めた当初は、治療効果が見えにくく苦戦することも多々ありましたが、理解が深まるにつれて今では重要な役割を担っていると感じています。重症患者が退院後に社会復帰したり、外来リハビリテーションを卒業していく姿が、私のモチベーションを高めてます。
増井 倫

■臨床・教育・研究のすべてを強化したい

様々な診療科からの依頼に対し、より良いリハビリテーションを提供できるように、当科では様々なチームを構成して、それぞれ設定したプロジェクトに取り組んでいます。教育面では、近年の特徴でもある複合疾患・重複障害を有する患者にも対応できるようになるため、セラピストには経験年数5年程度を目安にジェネラルな知識や技術を身につけ、それ以降は得意(興味)分野を極めていけるようにサポート体制を整備しています。研究面では、表面筋電図やハンドダイナモメーターなどの測定機器、統計解析ソフトウェア(SPSS)やグラフ作成・データ解析ソフトウェア(Origin Pro®)を導入し、クリニカルクエスチョンを研究に繋げるサポートを充実させています。臨床・教育・研究の能力向上にむけて日々研鑽しています。
大野 直紀

外来診療受付時間

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