地方独立行政法人りんくう総合医療センター

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放射線治療センター

基本情報

診療内容と特色

平成20年10月に、放射線治療センターが新設されました。

放射線治療センターでは、主に悪性腫瘍(がん)を対象に放射線治療をおこなっています。 2人に1人はがんになり、3人に1人はがんで亡くなる時代に、がん治療の3本柱のひとつである放射線治療の重要性は増す一方です。

当院では、新病院開院時より、リニアックを導入し、年間約150名の治療をおこなっています。 脳腫瘍に対する定位放射線治療や骨髄移植の前処置としての全身照射もおこなっています。

放射線治療はこの十年の間にめざましい進歩をとげました。 新しい治療機器・照射法の開発や、抗がん剤の併用の研究などにより、 疾患によっては、手術と遜色のない治療成績を得られるようになってきました。

国内の多くの病院で患者数も増加の一途をたどり、がんの初回治療時に放射線治療を根治治療として 選択される割合も増えてきました。 しかし、欧米では、がん患者の約半数が放射線治療を受けるのに対し、 我が国ではようやく4分の1になった程度です。

「放射線治療でがんの克服をはかる」ことを目標に、患者さんに、信頼していただける、質の高い治療をおこなっていくよう努力していきたいと思います。

設置機器のご紹介

  • 放射線治療装置:リニアック

  • 放射線治療位置決め装置:CT

  • 放射線治療計画装置:3次元放射線治療計画システム

詳細は、「放射線技術科」ページの「設置機器『放射線治療部門』」をご覧下さい。

第三者機関による出力線量の評価について

放射線治療を実施する施設では、出力される放射線量が適正であるかを検証し、品質を担保する責務があります。当センターでは、毎日始業前に出力線量の測定を実施しています。加えて、2023年6月に公益財団法人 医用原子力技術振興財団による第三者評価を実施し、適切な出力線量であるという評価を受けました。今後も継続して皆様に適切な放射線治療を提供できるよう努めてまいります。

第三者機関における出力線量の測定実施証明書

外来診療受付時間

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