地方独立行政法人りんくう総合医療センター

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呼吸器内科

診療実績

診察

 初年度である平成24年度(2012年4月1日~2013年3月31日)の1年間には、延べ1,966名の患者の診療をおこないました。院外からの紹介患者は 342 名でした。平成25年度(2013年4の月1日~2014年3月31日)の1年間に診療した延べ患者は 2,678 名でした。院外からの紹介患者は364名でした。その後、患者数は次第に増加し、平成28年度(2016年4の月1日~2017年3月31日)の 1 年間に診療した延べ患者は 4,404 名で、初年度に比べ、2.24 倍に増加しました。院外からの紹介患者は 427 名で、初年度に比べ、1.25 倍に増加しました。平成 29 年度以降も、延べ患者数、紹介患者数ともにさらに増加しています。

禁煙外来

2013年1月から禁煙外来を引き継いで担当の看護師と一緒におこなっている。毎年、150-200 名の喫煙者に禁煙指導をおこなっています。12 週間の禁煙指導が終了した時点での禁煙成功率は、約 70% を維持しています。

肺機能検査

呼吸器内科開設前の2011年4月~2012年3月の外来患者に対する肺機能検査の総数は2,865件でしたが、呼吸器内科開設の初年度の平成24年度(2012年4月~2013年3月)では 3,575 件となり、1.25 倍に増加しました。その後、呼吸機能検査数は次第に増加し、平成28年度(2016年4の月1日~2017年3月31日)では、4,334 件にまで増加します。呼吸器内科開設前と比べ、1.51 倍に上昇しています。

臨床研究の推進

最近は、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患に対する治療薬(吸入ステロイド薬、吸入気管支拡張薬)が多く開発され、臨床使用されています。より質の高い医療を提供するため、これらの疾患に対する、診断、管理、加療にたいする臨床研究を考案し、当医療センター 治験審査委員会に申請し、承認されました(受付番号515、「慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息の鑑別診断と、吸入ステロイド薬の適応における好酸球性気道炎症、および気道過敏性亢進の検索の有用性」)。概略を以下に示します。

“慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息の鑑別診断と、吸入ステロイド薬の適応における
好酸球性気道炎症および気道過敏性亢進の検索の有用性“
医学情報の研究利用について

平成 25度は延べ154名の患者さんに禁煙指導を提供したところ、終了時点での禁煙成功率は約 80% と比較的高い値であった。前年度の1月~3月を今年度の同月間を比較すると、患者数は31名から45名(1.5倍)に増加した。
平成 26度は延べ170名の患者さんに禁煙指導を提供した。前年後に比べ、1.1倍に患者数は増加したが、禁煙成功率は、約 70% に減少した。
今年度(平成 27度)は延べ名の患者さんに禁煙指導を提供した。前年後に比べ、0.8倍に患者数は減少しているが、禁煙成功率は、約 71% であった。

平成26年度(2014年4の月1日~2015年3月31日)の1年間に診療した延べ患者は 3,216 名で、前年度に比べ、1.2 倍に増加した(初年度に比べ、1.6 倍増加している)。院内紹介患者は 242 名(1.1倍)で前年に比べやや増加したが、院外からの紹介患者は 362 名(0.99倍)でほぼ同数であった。再診の患者は 1929 名から 2446 名で、前年度に比べ 1.3 倍に増加した。院内、院外からの紹介患者数にはそれほど著変ないが、再診患者数が著明に増加したので紹介患者の割合は約25%に減少した。
今年度である平成27年度(2015年4の月1日~2016年3月31日)の 1 年間に診療した延べ患者は 3,620 名で、前年度に比べ、1.13 倍に増加している(初年度に比べ、1.84 倍増加)。院内紹介患者は 259 名(1.07倍)で前年に比べやや増加している。院外からの紹介患者は 386 名(1.07 倍)で前年度に比べやや増加している。再診の患者は 2446 名から 2819 名で、前年度に比べ 1.15 倍に増加している。院内、院外からの紹介患者数には漸増しているが、再診患者数が著明に増加しているので紹介患者の割合は約18%に減少している。

肺機能検査による診断の精度を国際的なレベルに高め、それを維持している。大阪府内でもこの検査を取り入れている医療機関はきわめて少ない。喘息の確定診断、重症度の検索、および、慢性閉塞性肺疾患との鑑別診断などを目的として、現在までに、約45症例におこない、臨床的な有用性が認められている。
2014年1月からは、モストグラブを取り入れ、従来の肺機能検査では検索できない呼吸抵抗、呼吸リアクタンスを測定し、気管支喘息、COPD、間質性肺炎などの呼吸器疾患患者の病態の評価の質の向上に努めている。現在まで、13 – 32 例/月で検査をおこない、平成 26 年度(2014年4月~2015年3月)は、261 件であった。そして、平成 27 年度(2015年4月~2016年3月)は、298 件に増加し、前年度に比べ、1.14 倍に増加した。
さらに、卓上の呼気中一酸化窒素濃度の測定装置(Niox Mino®, Aerocrine AB, Solna, Sweden)を取り入れ、喀痰検査と併用して好酸球性気道炎症の検索を図り、気管支喘息の診断、病態や治療の評価、COPDとの鑑別などにおいて質の向上に努めている。現在まで、約 10 例/月で検査をおこなっている。

りんくう総合医療センターに拠点を置き、呼吸器内科専門医が非常に少ない泉州南部地域で呼吸器内科専門医として地域住民の診療に従事する(質が高く、安全性が保障された医療の提供)だけでなく、医療水準の向上と、疾患の多様性にも対応する。この目的を達成するためには、専門医のみでは不十分である。一般医、他診療科の専門医、薬剤師、看護師など有効な医療連携(パートナーシップ)を構築し、高度先進医療の提供にも貢献しなければならない。

専門医が不足している泉州南部地域の呼吸器疾患に対する診療を充実させることを目的として平成24年4月にりんくう総合医療センターに開設された呼吸器内科の外来診療に従事している。月~金曜日までの担当は表に示す通りで、院内だけでなく、院外からの紹介患者も広く受け付けている。

一般的な呼吸器疾患の診療のなかで、慢性咳嗽、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎、などの診断、長期管理の質の向上に力を注いでいる。慢性咳嗽の鑑別診断、気管支喘息の確定診断、COPDの確定診断と病期分類、気管支喘息とCOPDとの鑑別診断などに寄与できるようにするため、これまでは最も簡易な肺機能検査(スパイロメトリー)しかおこなわれていなかったが、気管支拡張薬吸入前後でスパイロメトリーをおこない一秒量の変動で気道閉塞の回復を調べる可逆性試験(COPDの診断、病期分類には必須)を日常診療のなかで取り入るようにした。その結果、2011年4月~2012年3月の外来患者に対する肺機能検査の総数は2,865件であったが、寄附講座開設の初年度の平成24年度(2012年4月~2013年3月)では 3,575 件となり、約25%増加した。さらに、平成25年度(2013年4月~2014年3月)には、3.337 件(0.94倍)となり、わずかではあるが件数は減少したが、寄附講座開設の前年度に比べ、16.4% 増加している。平成 26 年度(2014年4月~2015年3月)には、さらに増加し 3.930 件(1.18倍)となった。寄附講座開設の前年度に比べ、37.1% 増加している。今年度である、平成 27 年度(2015年4月~2016年3月)には、さらに増加し4011件(1.02倍)となった。寄附講座開設の前年度に比べ、40.0% 増加している。
さらに、寄附講座開設時に導入した気道過敏性試験(日本アレルギー学会標準法に準拠したアセチルコリン吸入誘発試験)を継続しておこない、肺機能検査による診断の精度を国際的なレベルに高め、それを維持している。大阪府内でもこの検査を取り入れている医療機関はきわめて少ない。喘息の確定診断、重症度の検索、および、慢性閉塞性肺疾患との鑑別診断などを目的として、現在までに、約45症例におこない、臨床的な有用性が認められている。
2014年1月からは、モストグラブを取り入れ、従来の肺機能検査では検索できない呼吸抵抗、呼吸リアクタンスを測定し、気管支喘息、COPD、間質性肺炎などの呼吸器疾患患者の病態の評価の質の向上に努めている。現在まで、13 – 32 例/月で検査をおこない、平成 26 年度(2014年4月~2015年3月)は、261 件であった。そして、平成 27 年度(2015年4月~2016年3月)は、298 件に増加し、前年度に比べ、1.14 倍に増加した。
さらに、卓上の呼気中一酸化窒素濃度の測定装置(Niox Mino®, Aerocrine AB, Solna, Sweden)を取り入れ、喀痰検査と併用して好酸球性気道炎症の検索を図り、気管支喘息の診断、病態や治療の評価、COPDとの鑑別などにおいて質の向上に努めている。現在まで、約 10 例/月で検査をおこなっている。

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