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病院長挨拶

病院長 山下 静也 よりご挨拶

病院長 山下静也

この度、2015年8月1日より病院長を拝命致しました山下静也でございます。大阪大学大学院医学系研究科総合地域医療学寄附講座を主宰しておりましたので、泉州南部地域の市立貝塚病院やりんくう総合医療センター等の基幹病院と大阪大学、大阪府との密接な協力関係を築いてきました。さらに、泉州南部地域で不足する医師の派遣や診療・研究のサポートなどにも関わってきた経験を活かして、地域の住民の方々や泉佐野泉南医師会を中心とする多くの医療関係の方々とも協調して、今後病院長として積極的に頑張りたいと思っております。

当院は特定感染症指定病院、災害拠点病院、大阪府がん診療拠点病院、地域医療支援病院、救命救急センターなど、様々な医療機能を有した高度急性期病院です。病床数は救命救急病床30床、感染症病床10床を含め、総病床数388床を有しております。また、市立貝塚病院との泉州広域母子医療センターの共同運営や、泉州南部における病病連携・病診連携をより迅速にする新たな診療情報連携システム「なすびんネット」を導入するなど、地域医療の連携を積極的に進めてきました。さらには、関西国際空港の対岸という土地柄、国際診療の領域でも先駆的な取り組みを行っております。近年、海外、特にアジア地域からの旅行者数が激増し、その診療への対応が求められているだけではなく、重症急性呼吸器症候群(SARS)、新型インフルエンザ、エボラ出血熱、最近では中東呼吸器症候群(MERS)等の新興感染症のアウトブレークに備えて、関西の砦としての大きな役割も求められています。今後も、高度で良質な医療を地域に提供できるよう病院一丸となって努めて参る所存です。

昨年度には、『泉州南部卒後臨床シミュレーションセンター』が新設され、臨床技能の習得ならびにチーム医療の充実を図る教育プログラムを開発してきました。この斬新な試みによって、将来有望な若手医師を全国から集め、さらには泉州南部地域の医療を支える医療従事者の育成が可能となり、究極的にはこの地域の医療水準の向上に大きく貢献できるのではないかと考えております。

一方、皆様ご存知のとおり、2025年問題に向けて、現在、都道府県が主体となって「地域医療ビジョン」が策定されております。医療機能の現状と今後の方向に係るデータを収集するため、2014年10月から「病床機能報告制度」が開始され、各病院がそれぞれ目指す方向を都道府県に報告し、その基礎データを元に各地域で協議の場が設けられ、これまで以上に地域完結型医療の実践が求められています。当地域は従来から非常に病診連携・病病連携が緊密に行われてきた地域であると認識していますが、当院では消化器内科や眼科等、一部診療科の医師不足により、あらゆる病態に対応できるわけではないという現実の重要課題がありますが、地域で支え合い、良質な医療を提供できるように、今後とも皆様のご理解とご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。当院の医療連携や病院運営に関して、是非とも皆様方の忌憚のないご意見を賜りたく存じます。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

2015(平成27)年 8月
りんくう総合医療センター
病院長 山下 静也
病院長履歴
1979年3月大阪大学医学部卒業
1979年7月大阪大学医学部附属病院非常勤医員
1980年7月市立豊中病院内科医員
1983年6月大阪大学附属病院第二内科非常勤医員
(1988年5月~ 米国シンシナティ大学臨床病理学教室 留学)
1992年7月大阪大学医学部助手
2000年2月 同  医学部講師
2000年12月 同  大学院医学系研究科助教授
2005年10月 同  医学部附属病院・病院教授(循環器内科)
2013年1月 同  大学院医学系研究科総合地域医療学寄附講座教授
2015年8月 地方独立行政法人りんくう総合医療センター副理事長兼病院長