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全般のお知らせ

2022年9月29日 全般

当センター 古谷毅一郎医師が、第21回アジアオセアニア周産期新生児学会(FAOPS 2022)で最優秀演題賞を受賞しました。


【産婦人科-感染症内科-NICU合同】

【関医師&古谷医師&若手医師コロナ妊婦分娩管理チーム】
第21回アジアオセアニア周産期新生児学会(Federation of Asia and Oceania Perinatal Societies: FAOPS 2022 in Malaysia, 2022/8/25-8/28, online開催)で、当センター産婦人科 古谷毅一郎 医長が ”Best Oral Presentation Award (Obstetrics)(最優秀演題賞: 産科部門)”を受賞しました。

『パンデミック2年間の当院における集学的なCOIVD-19感染妊婦経腟分娩管理 と 妊婦のCOVID-19感染が経腟分娩進行に与える影響 について』

【ご本人より】
今回の受賞は、全国に先駆けて当センターが取り組んできた、集学的なCOVID-19感染妊婦経腟分娩のスキーム・安全性・運用結果と、COVID-19感染妊婦経腟分娩の生理学的特徴を明らかにした世界初の研究成果が海外の研究者から高く評価されたものです。
パンデミックからの2年半、当センター産科医・助産師・感染症内科・NICU・救命救急センターは大阪府全域から多くのCOVID-19感染妊婦を可能な限り受け入れ、産科医療崩壊を食い止めてきました。
当センターが長年ハイリスク妊産婦を積極的に受け入れ、各診療科が専門性を発揮しつつ「何ができるか」を追求する医療文化が当科荻田部長をはじめ院内上層部指導のもとに形成されていることや、感染症内科・NICUをはじめ多くの医師・スタッフの理解が、全国に先駆けた新しい取り組みを運用するうえで重要な要素だったと思います。
また、多くの医師・スタッフの協力下で得られた新しい医学的知見が海外から評価されたことも非常に感慨深いです。
辛い療養中にもかかわらず臨床データを快くご提供いただいた感染妊婦の方々に御礼申し上げます。
我々の感染妊産婦管理は徐々に全国でも認知されつつありますが、今後さらに多くの病院に浸透・洗練され、感染妊婦搬送や周産期管理に役立つことを期待しています。

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