地方独立行政法人りんくう総合医療センター

文字サイズ
小
中
大
072-469-3111

臨床検査

基本情報

概要

検査科は大別して生理検査部門・検体検査部門・健診部門に分かれ、病院の2階と3階に位置しています。

医師1名、常勤技師33名、非常勤技師5名、検査補助員の1名の計39名で構成されています。(2021年11月現在)

検査情報室

検査情報室は、多様化する臨床検査情報を臨床サイドに提供する検査相談窓口として、院内検査部門、委託検査先の橋渡しの役割を担っています。最先端の検査情報の提供から日常検査の採取法まで、多岐にわたる問い合わせに対応するためには幅広い知識が必要な業務と言えます。また、当院では依頼の少ない検査や特殊な技術を要する検査は院外に外部委託しており、これらの依頼や検査結果の管理は当然のこと、測定方法や基準値の管理なども委託会社と連携して管理しています。さらに、電子カルテや検査支援システムに関わるコンピュータシステムの維持管理、新規採用検査項目の調整も行っています。

検査情報室は、患者様からの声も含めた臨床サイドからの検査部への要望を院内検査部門へ発信し患者様中心の医療に貢献しています。

検体検査部門(生化学・免疫)

概要

生化学検査では、血液や尿等の体液に含まれる蛋白や酵素、糖、脂質、電解質等を定量的に測定しています。 肝機能や腎機能、糖脂質代謝、循環器疾患など様々な病態がわかる検査を行っています。

免疫検査では、抗原抗体反応を起こした際に作られる免疫蛋白や各腫瘍から産生される特異蛋白、又、甲状腺等のホルモンや感染症による各種ウイルスに対する抗体等の測定をしています。

生化学、免疫の検査は採血管に採血した後、遠心分離した血清または血漿を小分けに分注して各分析装置で測定を行います。

 

 (Labflex 2600)

分離させた採血管を分注機にて、それぞれの分析装置用の試験管に分けます。

分析装置

肝機能や腎機能などの生化学検査は検体投入後約20分、各ウイルス抗原抗体、腫瘍マーカーなどの免疫検査は約40分で測定できます。

 (COBAS c8000)

 (ARCHETECT i4000)

 (Lumipuls G1200)
コロナ抗原検査や抗生物質、血中濃度の管理が必要な薬物などの測定を行っています。

 血糖値やHbA1cを調べ、糖尿病などの有無、経過を調べます。

検査結果が出ると検査システムと検査技師が確認後、結果を送信します。
緊急異常値があれば直接医師に連絡します。

検体検査部門(一般)

尿や便、穿刺液(胸・腹水・髄液)等の成分を分析します。

尿検査

尿中の蛋白、糖、潜血等の有無や細胞等を調べます。
必要に応じて顕微鏡で臨床検査技師が実際に確認します。

 (UF-5000 US-3500)

便潜血検査

便検査では、潜血検査が大腸癌の早期発見に役立っています。

 (OCセンサーio)

血液ガス

血液中に酸素や二酸化炭素などの気体の成分を調べ、身体の呼吸状態が正常に行われているか、貧血、電解質バランスに異常がないかを調べます。

 (ABL 800)

チーム医療

栄養サポートチーム(NST)
糖尿病サポートチーム

検体検査部門(輸血部)

安全な輸血療法のため、24時間体制で血液型検査、不規則抗体検査、交差適合試験等の輸血関連検査と血液製剤の保管管理を行っています。 自己血の保管管理や輸血副作用の調査、輸血前の検体保管、輸血前後の感染症検査も行っています。

 (ORTHO VISON)

 

検体検査部門(血液)

概要

血液学的検査では, 白血球数、赤血球数、血小板数、ヘモグロビンなどの測定やPT,APTTなどの凝固検査をします。末梢血中の異常細胞の有無や骨髄穿刺による骨髄液を顕微鏡で形態を見ることで、血液疾患や貧血の判定を行います。

CBC

白血球数、赤血球数、血小板数、ヘモグロビンなどを測定します。また、白血球を好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球の5つに分類し、その割合を見ることができます。貧血や血液疾患、炎症の有無などに有用な検査です。

 (XN‐1000 XN‐3000)

止血

出血したときに止血する機能があるかを調べることができます。肝機能や血栓の有無、ワーファリンなどの抗凝固薬のモニタリングの指標などに有用です。

 (CS‐2500 CS-5100)

 

フローサイトメーター

白血球など細胞の表面に存在する抗原をモノクローナル抗体を用いて同定し、細胞の鑑別を行います。当院では、造血幹細胞の表面抗原であるCD34のみ院内で検査しています。

 (BD FACS Canto Ⅱ)

チーム医療

血液内科カンファレンス

検体検査部門(細菌)

概要

患者様から採取した材料(喀痰・尿・便・血液・膿など)を検体として、細菌の培養を行い、菌の同定・薬剤感受性試験を実施しています。また、結核菌群などの遺伝子検査や、簡易キットを用いて細菌やウイルスの抗原・抗体及び毒素を検出する迅速検査も行っています。

 

血液培養装置

血液を専用のボトルに入れて培養し、本来無菌である血液中に侵入した微量な菌を増菌させます。菌が認められた場合はただちに臨床に報告し、同定・感受性試験を行います。

 (BACT/ALERT 3D)

同定感受性分析装置

細菌名を同定し、抗菌薬の効果(感受性)を調べる装置です。専用のパネルに含まれる数種類の基質が細菌と反応することでコンピューターが自動で細菌名を同定し、またパネルに含まれる複数の薬剤の希釈系列に細菌を反応させて、細菌の増殖を阻止する薬剤濃度を判定します。これにより耐性菌の同定も可能です。

 (Micro Scan Walk Away 96 Plus)

遺伝子解析装置

検体から核酸を抽出して増幅させ、目的とする遺伝子を持っているかを自動で解析します。院内では現在、VRE、結核菌群、CDトキシン、MRSA/SA、SARS-CoV-2、百日咳の検査を行っています。

 (GeneXpert)

 (COBAS Z 480)

 (ELITE in Genius)

 (Loopamp EXIA)

チーム医療

ICT(Infection Control Team:感染制御チーム)
AST(Antimicrobial Stewardship Team:抗菌薬適正使用支援チーム)

生理検査室

概要

生理検査室は直接患者様の身体を対象にする検査を行う検査室です。
心電図、超音波検査、脳波検査、呼吸機能検査、聴力検査、平衡機能検査等を行っています。
循環器、消化器、脳神経など幅広い分野の画像診断および機能評価に関与しています。

受付場所

2階Dブロック

検査所要時間

約20分~60分。

超音波検査

人の耳に聞こえない高い音(超音波)を体内に送り、そのはね返ってきた音波から画像を作り表示します。皮膚表面にゼリーを塗り、超音波を送受信する器具を当てて検査します。

腹部・心臓・上肢動静脈・下肢動静脈・腎動脈・頸動脈・乳腺・甲状腺・表在・関節の超音波検査を行っています。

(Aplio 500 6台)

( Aplio i900 1台)

腹部超音波検査

主に肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓・腹部大動脈などお腹の中の臓器を観察します。
それぞれの臓器の大きさや性状、腫瘍や様々な病変の診断に役立ちます。

心臓超音波検査

心臓の大きさや動き、弁の状態、血液の流れを観察します。
心拡大、心肥大、弁膜症、虚血性心疾患などの様々な心疾患の診断を行います。

 

血管超音波検査

 頸部、手足、腎臓など体の動脈や静脈を観察し、血管が狭窄や閉塞していないか、血栓が無いかなど調べます。

乳房超音波検査

乳房の視触診で発見したしこりの性状を観察したり、乳腺の状態を調べます。手で触れないしこりの発見も可能です。

甲状腺超音波検査

甲状腺の大きさ、腫瘍性病変の位置や大きさ・性状などを調べます。

心電図検査

 心電図検査では心臓の動きを調べることができます。

負荷心電図

一定時間階段の昇降を行い心臓に負荷をかけ、負荷前後の心電図を記録します。
検査時間は約10分程度です。

 

ホルター心電図

24時間心電図を記録し、一日に不整脈がどの程度発生するか、また自覚症状と心電図の関係の有無を調べます。

肺機能検査

 

簡易呼吸機能検査
 肺活量や肺の固さを調べることができます。様々な疾患の診断の他、手術適応の判断にも必要な検査です。
 検査時間は約10分です。

精密肺機能検査
 スクリーニングで測定する項目に加え、肺のガス交換の能力や肺の容量、肺の固さなどをより詳しく測定します。検査時間はおよそ20~30分です。

脳波検査

頭皮上に脳波電極を装着し、脳活動により発生する微弱な電流を計測します。てんかんや意識障害の有無を調べます。検査時間は約1時間です。

ABI

両腕両足の血圧を測定します。下肢の動脈狭窄や閉塞の程度を調べるほか、高血圧、脂質異常症、糖尿病、心筋梗塞などの動脈硬化を調べることができます。
検査時間は5~10分程度です。

 

中心血圧

上腕の血圧と脈波を測定します。
心臓に近い部位の血圧を推定し、心臓への負荷や動脈の硬さを評価します。
検査時間は約5分です。

神経伝導速度検査

手や足にある運動神経・感覚神経の走行に合わせて、皮膚の上から電気刺激を行い、その刺激が神経を伝わるスピードを調べる検査です。
検査時間は30分~1時間です。

チーム医療

心臓血管外科・循環器内科合同カンファレンス
外科カンファレンス

健診部門

人間ドックや一般健診、パイロット検診を行う為に必要な設備を備え、以下の検査を実施しています。

視力検査、眼圧検査、色覚検査、聴力検査、呼吸機能検査、心電図検査、血液検査(採血)、腹囲、血圧

詳しい検査内容や申し込み方法については健康管理センターのページでご確認ください。

認定資格

認定資格

資格 人数
超音波検査士  
(消化器領域) 4名
(循環器領域) 6名
(表在領域) 3名
(泌尿器領域) 2名
(血管領域) 1名
(健診領域) 2名
血管診療技師 1名
細胞検査士(日本資格) 1名
細胞検査士(国際資格) 1名
認定血液検査技師 2名
骨髄検査技師 1名
認定輸血検査技師 1名
認定サイトメトリー技術者 1名
細胞治療認定管理師 2名
救命検査認定技師 2名
緊急臨床検査士 4名
心電図検定1級 3名
心電図検定2級 7名
臨床病理同学院 二級臨床病理技術士(細菌) 2名
循環器病予防療養指導士 3名
未病専門指導師 1名
POCTコーディネーター 2名
大阪府肝炎医療コーディネーター 2名
特定化学物質四アルキル鉛等作業主任者 2名
毒物劇物取扱主任者 1名
中級バイオ技術者 1名
第2種ME技術力検定 1名
衛生管理者1種 1名
臨地実習指導者 2名

外来診療受付時間

PAGE TOP