これから麻酔を受ける患者様やそのご家族に、麻酔について少しでも理解していただくための説明です。最終的には、麻酔科医や主治医から麻酔の説明がありますが、事前に知っておいていただきたいこともありますので、できるだけよく読んでいただきたいと思います。わからないことがあれば、外来ででも入院後でも構いませんので、お気軽におたずね下さい。

麻酔についての説明は当院も採用しています動画をご覧ください。

麻酔を受けられる方へをご覧ください。
(https://www.maruishi-pharm.co.jp/public/anesthesia/)
（別サイトの動画ページにジャンプします）
※当院で視聴を推奨している動画ですが、リンク先の企業と当院は関係がありません。

麻酔の際には、もどしやすい状態になることがあります。もどした食べ物は気管や肺に入ることがあり、窒息や誤嚥性肺炎を引き起こします。
そのため、麻酔前は胃の中に食べた物が残っていない状態にする必要があります。
命に関わる事態となることもありますので、手術前の食事、水分制限は必ず守ってください。
常用薬を手術前に服用するかどうかにについては、主治医や担当看護師の指示に従ってください。中には入院前から中止しなくてはならない薬もありますので、十分注意してください。
また、着脱可能な義歯、指輪等については、原則として外していただくことになっています。主治医・麻酔科医や担当看護師の指示に従ってください。

侵襲的な手術を行うと、年齢にかかわらず筋力の低下と誤嚥性肺炎を引き起こすことがあります。特に年齢が高くなるにつれ、そのリスクは高くなります。これらは、手術が決まってからご自宅でリハビリを行っていただくことで、筋力の低下、誤嚥性肺炎の発生リスクを軽減することができます。 動画をご覧いただき、手術まで動画の通りにリハビリを行っていただけますよう、 お願いいたします。