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頸動脈エコー検査のすすめ

頸動脈エコー検査のすすめ

人口の高齢化に伴い、動脈硬化性に起因する疾患が増加しています。
頸動脈エコー検査は脳血管疾患との関連のみならず、全身の動脈硬化の評価の窓口となる有用な検査です

目的
  • 1)脳血管疾患が疑われる場合
  • 2)動脈硬化疾患の方
    :心筋梗塞、狭心症、閉塞性動脈硬化症、大動脈瘤など
  • 3)動脈硬化のリスクファクターのある方
    :糖尿病、高血圧、高脂血症、高尿酸血症、喫煙、肥満、運動不足、精神的ストレス
  • 4)頸動脈の血管雑音が聴取される場合
  • 5)高安動脈炎
  • 6)心大血管疾患の手術前(手術時の体外循環が安全に行えるか否かの判定)
方法
  • 患者様には仰臥位で枕をはずすか低い枕をして検査をさせていただきます。
  • 他のエコー検査と同様にゼリーを頸部につけて検査をします。
  • 鎖骨上から下顎までの総頸動脈、内頸動脈、外頸動脈、椎骨動脈を調べます。
  • 1.IMTの測定
    内中膜複合体(intima- media thickness)は頸部動脈の血管壁の厚さで動脈硬化の指標となります。 加齢とともにIMTは増加します。
  • 2.プラークの有無
    血管内腔に限局して突出した1,1mm以上の病変をプラークと呼びます。総頸動脈から内頸動脈、外頸動脈に分かれますが特に分岐する手前の膨大部~内頸動脈の起始部に多くみられます。
  • 3.血管内の血流測定
    頸動脈のIMT、プラークが大きくなると血管の内腔が狭くなり、血液の流れが悪くなり、頭への血液の供給が悪くなり、ふらつき、頭痛、めまいなどの原因になります。さらに進行すると脳梗塞、脳出血などを引き起こすため、定期的に経過観察が必要になります。

検査時間は約15分から30分です。
痛みのない検査ですので、生活習慣病予防のためにも一度検査を受けられてはいかがでしょうか。