新着情報

平成23年10月
大阪府南部(堺〜泉州)、和歌山県の患者様のご診療について
当科では、大阪大学心臓血管外科と連携し、より質の高い治療を地域にご提供できるよう診療を行なっております。重症心不全に対する治療(心臓移植、植込み型補助心臓、再生治療)、大動脈疾患や心臓弁膜症(大動脈弁狭窄症)に対する先進的なカテーテル治療など、市中病院だけでは十分な対応ができない疾患に対し、大阪大学心臓血管外科と連携し一貫した治療を行っています。
遠方の患者様の受診に関しては、地域医療連携室(電話:072-469-7835  FAX:072-469-7931)にお問い合わせ下さい。かかりつけ医の先生を通じてご連絡頂ければより円滑な対応が可能です。
地域医療連携室
当院への交通は、電車(南海空港線・JR関西空港線 「りんくうタウン駅」が最寄り)、お車をご利用下さい。また、当院は関西国際空港の直近に位置しており、遠方からでもご来院しやすくなっております。
交通アクセス
平成23年10月
大動脈カテーテル治療の実績
昨年9月から本年10月24日現在まで、大動脈疾患のカテーテル治療を32例(胸部8例、腹部24例)行いました。これまで、開胸が必要であった大動脈弓部病変に対しても、体表のバイパス術を併用した、「体にやさしい」カテーテル治療を行っています。
平成23年10月
大動脈カテーテル治療の專門スタッフが赴任
10月1日より、大阪大学心臓血管外科から大動脈疾患のカテーテル治療・外科治療を專門とする吉田 卓矢 医師が赴任しております。従来通り、大阪大学心臓血管外科と連携し、質の高い治療を提供します。
平成23年9月
動脈管開存症に対する外科治療
大阪大学心臓血管外科、先天性心疾患チームと連携し、極低出生体重児(出生体重1500g未満)の動脈管開存症に対する外科治療を行いました。
平成23年3月
大動脈専門外来
3月15日(火)より、大動脈専門外来を開設しました。大動脈疾患の診断、治療(投薬、手術、カテーテル治療)を専門的に行います。
外来診察予定表『Bブロック』
平成23年2月
動脈管開存症に対する外科治療
大阪大学心臓血管外科、先天性心疾患チームと連携し、極低出生体重児(出生体重1500g未満)の動脈管開存症に対する外科治療を行いました。小児科、NICU(新生児特定集中治療室)と協力し、当地域で、質の高い医療をご提供できるよう努力します。
平成23年1月
平成22年の診療実績
手術総数169例、心臓・胸部大血管手術108例でした。
平成22年9月
大動脈瘤に対するカテーテル治療(ステントグラフト治療)
大阪大学心臓血管外科、大動脈チームと連携し、大動脈瘤に対するカテーテル治療(ステントグラフト治療)を始めました。
平成22年1月
平成21年の診療実績
手術総数189例、心臓・胸部大血管手術96例でした。

スタッフ紹介

氏名役職専門
松江 一
まつえ はじめ
ICU/CCU部長
兼心臓血管外科部長
兼リハビリテーションセンター副センター長
日本外科学会専門医
心臓血管外科専門医
日本胸部外科学会正会員
日本心臓血管外科学会国際会員
医学博士
詳細
吉田 卓矢
よしだ たくや
副医長
(大動脈外科主任)
心臓血管外科(大動脈外科)
腹部ステントグラフト指導医
詳細
松浦 良平
まつうら りょうへい
医員心臓血管外科詳細
後藤 隆純
ごとう たかすみ
医員

診療内容と特色

概 要

当院は、広域医療センターとして循環器疾患に対する高度専門的医療機関として機能しています。
 循環器内科、心臓血管外科、他関連部門と連携し、2002年1月の『心臓センター』開設以来、 24時間の診療体制とし心臓疾患の成績の一層の向上を図っています。

主な対象疾患と手術

  • 冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞、心室瘤、心室破裂)
  • 弁膜症(僧房弁、大動脈弁、三尖弁の狭窄症、閉鎖不全症)
  • 大動脈疾患(胸部・腹部大動脈瘤、解離性大動脈瘤)
  • 不整脈(心房細動)に対するメイズ手術
  • 先天性心疾患(成人例、心房中隔欠損など)
  • 末梢血管疾患(閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤、急性動脈閉塞など)
冠動脈バイパス術
狭心症や心筋梗塞の冠動脈疾患に対してカテーテル治療が安全に行われるようになっていますが、 治療に抵抗性、あるいは適応外のために外科的治療が必要になることがあります。
冠動脈バイパス術はそういった患者に行われる手術です。
当科では人工心肺を使用しない『体にやさしい』心拍動下冠動脈バイパス術(オフポンプバイパス術)を 第一選択とし、高齢者や併存症のある患者にも安心して手術が受けていただけるように努めています。
弁膜症手術(弁形成術、弁置換術、メイズ手術)
近年、高齢者の弁膜症患者が増えており、 今までに適切な手術を受けておられない方が見うけられます。 入退院を繰り返し、生活の質(QOL)が低下し死期を早めることになります。
QOLを向上させ予後を改善させることが手術の目的です。 自己弁を温存する手術手技や新しい人工弁により、術後のQOLは飛躍的に向上しています。
弁膜症患者に多い心房細動に対してもメイズ手術の追加により80%の患者が治癒しています。
胸部大動脈疾患にたいする人工血管置換術
大動脈瘤は破裂の危険を伴う非常に恐ろしい病気です。 そのため特に症状がなくても手術を行います。
待機手術の危険率(全国統計6.2%)は、破裂後に行う手術の危険率(29.8%)に比べてはるかに低く安全です。 急性大動脈解離(解離性大動脈瘤)は、激しい痛みと循環不全を伴い、 解離の場所によっては速やかに手術を行わなければ命にかかわる病気です(24時間以内の死亡率約50%)。
当科では、救急、紹介患者の緊急手術に対応できる体制をとっています。

臨床実績